top of page

やまなし上野原ジオサイト

検索件数:

27

ふるさと長寿館

棡原(ゆずりはら)地区の地域拠点施設。地元食材や郷土の食文化を、売店・食堂を通じて体験できる。 やまなし上野原ジオパーク構想では、棡原の山間渓谷地形と、古第三紀の海成砂岩層を基盤とする地域の暮らし(古民家群・耕作地・猪垣等)を結ぶ解説点として位置付けられる。

鶴島段丘涯法面

桂川右岸の鶴島地区に発達する河岸段丘の段丘崖(段丘涯)。典型的な浸食段丘崖。河岸段丘がいつ・どのように形成されたかを、地層と地形を同時に説明できる地点である。

軍刀利神社

軍刀利神社は、武蔵・相模・甲斐の三国境に近い山間の信仰拠点である。文禄年間に三国山(生藤山)山頂から井戸地区へ遷座したと伝えられる。境内奥には県指定天然記念物「軍刀利神社のカツラ」があり、根元から清水が湧くとされ「水の木」とも呼ばれる。

旧桜井小学校

旧桜井小学校(体育館等)は、秋山地区に位置する公共施設である。利用申請により貸出が行われ、地域の集会・スポーツ等の受け皿となっている。 ・2028年度よりジオパークの教育・交流拠点(関連施設)として活用する。
・グラウンド東法面は、コンクリート被覆をはがし、褶曲地層を観察できるように復興する。

天神隧道

周囲の急峻な火成岩山地を貫く、明治期の手掘り隧道である。峠越えで頻発した人馬滑落事故の軽減を目的に、当時の村長が私財を投じ1901–1910年に開削した。北口は安山岩~玄武岩質安山岩、南口はデイサイト~流紋岩が分布し、短距離で岩相・年代差を示す。

秋山温泉

秋山川と安寺沢川に囲まれた里山の渓谷環境に立地する日帰り温泉施設である。 周辺には新第三紀の玄武岩が分布すると整理されており、渓谷地形と火成岩の大地を背景に「水の循環(地下水)と暮らし」を学べる拠点となる。

桂川漁協

桂川漁業協同組合は、桂川(相模川水系上流域)の遊漁に関する規則運用、遊漁券の案内、放流等の資源管理を担う組織である。地域の食文化(アユ等)や、川と人の関わりを現在に接続する“窓口”として位置づく。

ミューの森

棡原の山間渓谷に立地する、ファンタジー世界観をテーマにしたアウトドア複合施設である。宿泊(グランピング)に加え、季節イベント、自然素材を用いたワークショップ、謎解き、村づくり体験などを展開している。 成り立ち」と「周辺に分布する褶曲した砂岩層(海成層)」の解説を組み込み、観光・教育の両面で活用する。

びりゅう館

上野原市西原地区の山間部にある地域拠点施設である。食堂・物産・体験(そば打ち等)の受入機能を持ち、西原地区の行事(西原まつり)やジオツアー等の活動の拠点にもなっている。

うばのふところ

上野原市内の沢沿いに位置するジオサイトで、河床には海成の礫岩・泥岩層が露出する。付近で化石産出の報告があり、堆積岩と古生物を考える入口となる(未査読情報)。

ジオツアーE

大野貯水池

大野貯水池は、上野原市内でも桜の名所として親しまれる水辺の景観地である。加えて、桂川水系の水を利用した日本最初期の本格的な水力発電施設群(八ツ沢発電所施設)と深く関わる「調整池(貯水池)」として、近代土木・エネルギー史の価値を併せ持つ。八ツ沢発電所施設は国指定重要文化財であり、取水口から調整池、隧道・水路橋などが約14kmにわたり現存する規模の大きさが特徴である。。


鶴川断層セグメント

鶴川流域(棡原地区)で、地層を切る断層(藤野木愛川構造線)の構造を観察できるとされる地点。評価表では「ジオサイトとして価値が高い」「典型的な断層露頭」とされ、地層の変形・破砕など、地下で起きた力学作用を野外で学ぶ入口となる。

聖武連橋

上野原市棡原・尾続地区を流れる鶴川に架かる吊橋である。橋周辺は渓谷景観に優れ、橋から下流約300mに落差約30mの滝をもつ「うなぎ渕」があるとされる。地元住民が橋付近から渕へ下る遊歩道を整備した経緯が報じられており、景観資源を地域が主体的に“見せる資源”へ転換した事例として位置づけられる。

島田土地改良区

島田土地改良区は、土地改良法に基づき農業水利施設等の維持管理を担う組織である。桂川流域の農地利用を支える水利の運用主体として、取水・配水・用排水施設の維持管理等を担う
リニアモーターカーのトンネル採掘残土で、桂川支流の渓谷を埋め立てし、農業用地を新造。期せずして生まれた河岸段丘の全容がわかる絶景ポイント。高台下の沢の両岸には、級化構造を呈する60度ほどに立ち上がった礫岩層露頭がある。

八ツ沢水力発電所

明治期に首都圏の電力需要に応える遠距離送電を目的として建設された水路式水力発電施設である。取水口から発電所まで約14kmにわたり、水路橋・隧道・調整池等の土木構造物群で構成され、現在も発電に用いられている。 土木技術史上の価値が高く、国指定重要文化財(建造物)に指定されている。

旧桜井小学校

旧桜井小学校(体育館等)は、秋山地区に位置する公共施設である。利用申請により貸出が行われ、地域の集会・スポーツ等の受け皿となっている。 ・2028年度よりジオパークの教育・交流拠点(関連施設)として活用する。
・グラウンド東法面は、コンクリート被覆をはがし、褶曲地層を観察できるように復興する。

金山金鉱跡

秋山地区(金山)に残る金鉱採掘遺構である。武田氏の「隠し金山」伝承があり、周辺には採掘跡や精錬用具の展示を行う資料館、沢地での砂金採り体験が整備されている。地域史と鉱山技術を学ぶ拠点である。

きんぎ岩(龍門峡)

山梨県上野原市内の桂川渓谷に位置する特徴的な岩であり、地元住民によりその名で呼ばれている。両岸が垂直に切り立つ断崖となっており、地質的には新第三紀の海成礫岩層に属している。
文学者・与謝野鉄幹がこの岩にちなんで「龍門峡(りゅうもんきょう)」と名付けたことで知られている。

黒田沢サイフォン

上野原用水は、鶴川の水を取水し、上野原面(河岸段丘上)の耕地へ導く農業用水である。全長は約8.7〜9kmとされ、大正期に着工・竣工した。取水口から自然流下で導水するため、用水路には緩い勾配が設定され、途中では渓谷を横断するために「黒田沢サイフォン(U字逆サイフォン)」のような水利施設が設けられている。用水の成立は、段丘地形の上で暮らしを成り立たせるための水利追求(点滴穿石)を体現する。

冨岡棚田

上野原市秋山地区の富岡集落上部に展開する棚田景観である。山上の地形条件のもとで水田を成立させた人の営みが、集落と耕地の配置として読み取れる。見学は主に道路・農道沿いからの眺望となる。

コモアしおつ

JR中央本線「四方津」駅前(谷底側)と、駅前の高台に造成された大規模住宅地「コモアしおつ」(丘陵地側)を、標高差約88mの高低差を克服する「コモアブリッジ」(斜行エレベーター・エスカレーター)で結ぶ都市施設である。 この「縦の移動」は、桂川流域の谷地形(谷底と丘陵・斜面)という地形条件が、居住地形成・交通動線・バリアフリー設計に直接影響することを、一般来訪者が体感として理解できる教材となる

鶴川宿対岸

鶴川宿対岸の礫層露頭は上野原河岸段丘の礫層を下部から上部までほぼ全て(約60m)を観察できる唯一の露頭です。露頭の下部(約30m)は土石流による堆積物です、上部は河川性の礫主体の様相になっています。

上野原駅北口/湧水・石垣

上野原駅は、桂川北岸の河岸段丘の“中腹~段丘崖直下”という制約の強い場所に立地する駅である。北口側は段丘面(市街地の高台)に近く、南口側は低地(谷底平野側)に近い。両者の高低差を実際に歩いて体感でき、地形が交通・まちの形を決めることを、駅そのものが教材として示す。

上野原用水・月見が池

上野原用水からの水を安定的に農地に配水するために造成されました。農林水産省選定のため池100選に山梨県で唯一選定されています。

ふらっと上野原

JR上野原駅南口に隣接する観光案内・物産販売の拠点施設である。来訪者の最初の立寄り地点として、ジオパークの見どころ(地形・地質・文化)を短時間で把握し、現地へ分散して回遊できる導線を提供する。2階に県産ワインを集約した「Wine Wall Uenohara」を併設し、観光・地域産品の発信力が高い。

上野原アーカイブルーム

上野原市文化ホール(もみじホール)内に設けられた歴史文化展示室。縄文時代から現代までの歴史・文化財・伝統芸能等を展示し、企画展や学芸員解説も行われる。ジオパークの「文化・歴史(ヒト)」を屋内で補完する拠点となる。

犬目宿(新田展望台)

犬目宿は、旧甲州街道の宿場として、人家のなかった場所に正徳3年(1713年)に新たに造成されたとされる。元の集落は南側約700m下の「土橋」にあったという伝承があり、街道政策(防衛・交通)と集落形成が結びついた地点である。宿場は山間高地に位置し、犬目峠周辺からは富士山を一望でき、葛飾北斎・歌川広重の浮世絵に描かれた眺望地としても知られる。昭和45年(1970年)の大火で宿場の大半が焼失したが、約200m程度の町並みが整然として残り、宿場の雰囲気を現在に伝えるとされる。

bottom of page